新庄祭り特有の「山車」(←市民は「やたい」と呼ぶ)。
山車は、歌舞伎や歴史物語などの名場面が主で、それぞれに着飾った等身大の人形を中心に豪華に素敵に作り上げられています。

>>>そのパーツを細かく解説!!


腕の見せ所として各町内が精巧な館を作ります。一度作ったものは壊さずに保管し、何度も手直しをして場面に合うように使っていきます。
人形
人形の頭と手首、足首は、人形師 野川陽山氏の手によって代々作られてきました。胴の部分は木枠に針金を通したものにわらとさらしを巻いて、肉付けをしていきます。人形の着物や小道具、甲冑などは町内の手作りです。
動 物(作り物)
場面などに合わせ、様々な動物(作り物)が作られます。木などで骨格を作り、顔などは発泡スチロールなどを削って、形作られていきます。
松、桜、牡丹
松はおめでたいものの象徴であると同時に、男性を表しています。桜は日本を、牡丹は女性を表すと言われています。松の葉や桜、牡丹などは専門の方が作り、そちらを針金で枝にくくりつけます。場面や好みによって紅葉や水仙を飾る町内もあります。
五(三)重塔
場面に限らず、山車には神様を祀る場所として、必ず乗せていたそうですが、近年はスペースなどの問題から少なくなりました。

山車には名前の通り山がなければ始まりません。各町内では場面に合った山を毎年作ります。青みがかった山やゴツゴツとした山、ペンキを飛ばした山など、町内で作る山にも個性があります。また山には必ず滝が作られます。かつては必ず滝つぼがありましたが、最近は少なくなりました。

海や川の場面などに作られます。波の色は決められており、川の波であれば白地に青の線、海であればその逆と言われています。
波しぶき
滝や波などに波しぶきを表現するため用いられます。細い竹やグラスファイバーの棒などの先に紙粘土などで適当に重さをつけ金銀色のテープを巻き、山車が揺れると自然と揺れるようにします。
台車
山車はこの台車の上に作られます。昔は馬が引く馬車を使っていたところが多いようですが、耐久性の問題と馬車自体が作られなくなったため、鉄骨作りの台車も増えてきました。台車の上には木で枠を作ります。
梶棒
山車の運行を握るハンドルの役目をします。台車の前輪は左右に曲がれるようになっているので、この梶棒で山車を左右に曲げます。梶棒は今は鉄骨製が多く、梶棒を担う人はその重い梶棒を持ち、上り坂や急な下りなど、山車のスピードの調整も行わなければいけません。
張り出し(舟)
山車の前方に大きく張り出しているので、張り出しと呼びます。舟の先のようでもあるので舟と呼ぶこともあります。張り出しには絵や町内の模様が描かれています。

 
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